霞と側杖を食らう

ほしいものです。なにかいただけるとしあわせです。[https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2EIEFTV4IKSIJ?ref_=wl_share]

2019年の後日譚々

 2020年になったので、2019年を振り返る。2019年の最も大きな出来事は就職だった。仕事の内容の大枠はデータ分析とはいえ、これまでのバックグラウンドとは異なる医療業界での仕事となったため、知らないことだらけの異世界転生のようなスタートであった。半年と少し働いてみて、慣れてきたようには思う。仕事内容は楽しいし、意見が理不尽に抑圧されることもないので、職場の選択は間違っていなかった。もう少しお金がもらえたらいいなと思うことはあるが、周りの稼いでいる人間と比較してしまうせいなのかもしれない。

 大学中心だった生活から切り離されたこともあり、新しいコミュニティに参加したりした一年でもあった。大学周りのコミュニティとは違う文化が広がっていて、世の中には色々な人がいるものだと思う日々であった。生まれ育った背景が20年以上違うわけだから、ものの考え方や見え方が違ってくるのは当然で、そういった違いに触れて、昨年の就職活動での自己分析とはまた違った形で、自分の価値観を再考し、見つめ直すこととなった。その見つめ直しは継続している。本を読んだり映画を見たり人と話したりしながら、考えて生きていきたい。

 昨年やると決めたこととして、対外的な活動を積極的にするというのがあ ったが、昨年は外部の勉強会で4本の発表をした(TokyoRで1本, Spoanaで3本 )。


トピックモデルで1週間の献立をレコメンドする - Speaker Deck
バドミントン 戦略シミュレーション分析 - Speaker Deck
Bradley-Terryモデルによる戦闘力推定 - Speaker Deck
野球のリリーフ指標MRTRの開発をやってみた - Speaker Deck


まだまだ発表の経験が不足していると感じているので、2020年も対外的な発表は続けていきたい。核となる知識としては、医療統計・生物統計、因果推論あたりをターゲットとして深く学んでいきたい。周辺知識として、python機械学習に手を出していきたいところ。英語は読む量は増えたけれど、聴く量が圧倒的に不足しているので、聴く量を増やす。こういった学習は当たり前として、感性の広がりが近頃滞っているような気がしたので、映画を最低50本、できれば100本くらい観たい。より広く深く面白く、まだ知らぬ世界を見られるように。今年も良い年になりますように。