霞と側杖を食らう

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2018年の後日譚々

 2019年になったので、2018年を振り返る。2018年は、「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」と「私、特別になりたいの」という二つの対立したセリフが心を貫いた一年間であった。片方は、『輪るピングドラム』のセリフで、このアニメは昨年初めて見たのだが、衝撃的だった。見終わったとき何が何だか分からなかったのだが何かがすごいということは感じた。そんな直感の理由を探るべく解釈を探して読み漁ったりした。村上春樹作品もいくつか読んだし、『銀河鉄道の夜』とその関連作品も漁ったりした。謎は謎のまま残っていてこれからも探索していきたい。もう片方は、『響け!ユーフォニアム』のセリフだ。『リズと青い鳥』を映画館で見た機会に見直して、改めて表現の仕方含め面白かった。ちなみに、『リズと青い鳥』も映画館で二回見た。

 この二つのセリフはとりわけ印象に残った。就職活動を通じて、自己存在の確認をする上での、相対する命題のようなものとして、頭のなかに存在していた。それらの思考の欠片は、その頃の記事に書いたように思う。思考はしてみたものの、何か明快な理解が得られたわけではない。きっと、これは死ぬまでずっと続く問いなのだろう。ただ一歩一歩足を進めることが重要であるし、意味のあることだと分かった一年であった。この3,4年間コツコツやっていたデータ分析でもバドミントンでも、けっして最高の結果が得られたわけではないないが、自分の成長が大きく見られた。自分の歩幅は天才や巨人のそれと比較して大きくないのは分かっているので、一歩一歩着実に進めていこうという認識・覚悟が確かなものになった。

 そんな覚悟のもとで、今年は何をしていこうか。統計周りの話は当然として、今年はとくにデザインやプレゼンについて、学んでいきたいところだ。圧倒的に知識や経験が不足している。学習以外にも対外的に、どこか積極的に外に出ていきたい。昨年は、サッカー観戦や六大学野球観戦に行ったり、TokyoRやJapanRなど勉強会に参加してみたり、技術書典に行ったりした。今年も、まだやっていないことに挑戦していきたい。あと、英語。昨年は英語のできなさでとても苦しんだ。一年通して改善していきたい。

 今年も良い年になりますように。