【用途】
問いを立てることの重要性は昔から分かっていたつもりだが、問いについて、問題について真剣に考えたことはなかった。そんな中で偶然知った、ゴース&ワインバーグ著 木村訳『ライト、ついてますか―問題発見の人間学』を読んで、とてもためになったので、自分向けのメモ書き、というか、読み終わった後バーッと見返して、ワードの拾い集め。そのうち、色々読んだものをまとめたものを書く。そのための、メモ書き。
【内容】
問題とは、欲求と認識の間の相違。
欲求を鋭くすると問題が見える。人の欲求を見抜くと人の問題が見える。逆に欲求を認識に合わせると消える。
認識を敏感にすると問題が見える。人の認識を感じたならば人の問題が見える。逆に認識の感度を落とせば世界は曖昧になり問題が消える。
誰にとっての問題?問題の本質は?
真の問題の定義は決して分からないけれど、追求すべきものである。
解答すると次の問題が出てくるのが常。
問題は気が付きにくいこともある。
自分の問題解決をダメにするリスク要因を3つ以上考えること。
結論に飛び付かない。
その解決策と付き合う人々とうまく合わない解決策は不適合である。
- 問題定義が外国人、盲人、子供についてならどうなるか確認する。つまり新しい別の視点で問題を眺める。すると不適合が出てくるはず。
問題定義を言葉にしたら、各言葉を言葉遊びで色んな視点で眺め直す。
問題を誰にとっての問題かで見る。解決できる人が関係者にいるなる、その人の問題としてしまって、解くインセンティブを作ってしまう。
- 問題の出所。どこから来たかを考えると、問題定義と解法が。それは自分の中かもしれない。
- 解決するまで何が欲しかったか分からないこともある。
- 本当に問題を解いてほしかった人はいないということもある。
本当に解きたいのか?
魚、水を見ず。状況を想像して問題を解く。
- 当たり前のものは見えてないかもしれない。無意識に仮定してる前提。それが解法によっては、解の副作用として別の大きな問題の原因になるかもしれない。
【記憶の検索キーワード】
問題, ライト, 解決, 欲求, 認識